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    村市の節電対策とその成果を紹介します。

2011年 東日本大震災後、原発停止などにより計画停電など企業活動に支障をきたすほど、節電が叫ばれました。

わが社でもどうしたらお金をかけずに電気代を節約するかに知恵をしぼりました。まず、夏場の瞬間最大消費電力を低く抑えることで、年間基本電気料金を下げることに挑戦しました。

そのために、日本テクノのデマンド監視装置を導入することを即時決定、同年7月よりこの装置を使って最大消費電力を165KW以下に挑戦することにしました。

下の表を御覧下さい。見事に節電効果が現れています。

左がデマンド(最大消費電力)監視装置です。刻々現在の最大消費電力数値が表示されます。

2014年8月1日 店内照明をすべてLEDに切り替えました。さらに10%以上の消費電力の節減が可能となました。

  2010   2011   前年比 デマンド監視装置

最大設定値

 
7 156 KW 150 KW 96.2%   KW
8 171 KW 149 KW 87.1% 165 KW
9月 193 KW 158 KW 81.9% 165 KW
10月 194 KW 142 KW 73.2% 165 KW
11月 182 KW 117 KW 64.3% 140 KW
12月 180 KW 112 KW 62.2% 140 KW

ちなみに電気料金はいくら節約できたでしょうか。7,8,9月のピーク時に15%節減の実績を示すことができました。

  2010年実績 2011年目標(15%削減 2011年実績 達成率 前年比
5  \   816,751  \   694,238  \   771,568 88.9% 94.5%
6  \   881,523  \   749,295  \   837,529 88.2% 95.0%
7月  \   965,946  \   821,054  \   823,738 99.7% 85.3%
8月  \ 1,212,969  \1,031,024  \1,002,939 102.7% 82.7%
9月  \ 1,249,710  \1,062,254  \1,060,560 100.2% 84.9%
10月  \ 1,078,159  \   916,435  \   964,356 94.8% 89.4%
11月  \   892,712  \   758,805  \   835,532 89.9% 93.6%
12月  \   815,927  \   693,538  \   764,550 89.8% 93.7%
合計  \ 7,913,697  \  6,726,642  \  7,060,772 95.0% 89.2%
平均 \989,212 \840,830 \882,597 95.0% 89.2%

では具体的にどういう方策をとったか説明させていただきます。

@室外機の上にヨシズをかけ(費用5000円程度)、最大ピーク時(11:30 14:00 15:00 16:00)にスプリンクラーによる水かけで冷凍機の負担を減らす。

A惣菜加工場は ガスコンロ、フライヤーなど、火をつかうためほとんどエアコンが利かない。そのため霧状の滝を作り、証発熱で涼しくなった風を強制的に部屋に送り込む。また屋根にスプリンクラーを設置して室内温度を下げる方法をとりました。(費用 5000円程度)

B外からの熱を遮断すため、効果的にヨシズを張りました。シャッター部分の内側に断熱材を張りました。費用は5万円程度です。

C@)店内照明のうち 水銀灯を消灯、またスポットライトも2割取り除きました。

  A)冷却機の霜取り時間の設定が以前はAM8:00〜9:00に集中して行っていたものを30分ずつずらして分散して霜取りを行うよう変更しました。

  B)3坪の外にある日配冷蔵庫を、必要最小限の在庫に留めることで、ピーク時以外は通常稼動停止としました。

  C)ハンドパッカーは集中作業 終了後は 熱源のスイッチOFFにするよう決めました。

  D)蛍光灯照明にはヒモ付きキャノピースイッチを取り付け、必要な照明のみ点灯するよう節電意識を高めました。

 E)もちろんエアコンの温度設定は28℃とし、デマンドが基準値を超えるときはスイッチOFFにしました。

 F)缶、飲料の温度設定を5℃から10℃に変更し、同時に閉店後の夜間はスイッチOFFし、翌朝朝一番に再稼動する方式にしました。

 G)冷房、冷却効果を高めるため、内臓型冷蔵庫、エアコンのフィルター清掃を徹底して行い、週に一度は汚れ度の点検チェックを行うようにしました。

わが社では6年前から社内で環境整備委員を配置し、清掃、衛生管理の面で万全を期すようチェック、指導の任務を継続して行ってきました。今回震災による突然の節電対策にもこの機能が働いて、迅速な行動がとれ短期間にその成果を現すことができました。

◆生鮮を中心とするスーパーマーケットでは、鮮度保持が絶対優先であり、電気代のほとんどが冷蔵設備のために使われています。そのために節電できる部分は限られていますが、商品の管理、お客様サービスの低下を招かぬよう配慮しながら15%の節減を可能にしたのは、電気消費量を数値で見える化したこと、その数値目標に対し社員が一丸となって知恵を出し、取り組んだことが大きな成果となって現れたと思う。

これはマスコミも注目してくれ、日経MJ2012年5月2日に村市の節電の様子を写真入りで一面に紹介されました。

また2012年環境市場新聞夏季号にも紹介されました。